汚職事件が絶えない日本の政治。
これに関して自民党の幹事長・二階俊博氏が発言しました。
二階俊博氏が語る、政治とカネ
自民党の二階幹事長は6月1日の記者会見で「政治とカネ」の問題について問われ「ずいぶん綺麗になってきている」との認識を示した。
二階氏は会見で「政治とカネ」の問題について問われ、「言われて久しいわけで、ずいぶん政治とカネの問題は綺麗になってきている。このことはマスコミも一般国民の皆さんも評価していただいてしかるべきことだと思う」と述べた。
その上で、政治とカネの問題がなくなるよう「もっともっと励んで、努力をしていきたい」との考えを示した。
また二階氏は「まじめに政治を志す者にとって、カネが必要だと言われること自体が、本当に屈辱というか、内心けしからん話だと思っている」と強い口調で語り、「そういう事が、国民に理解されるよう我々もしっかり努力していきたい」と強調した。
気になるのは、この「ずいぶんきれいになってきている」という部分。
じゃあ今まではどうだったのか…。
これまでの汚職事件
大きなものを挙げると
1976
ロッキード事件
1976年7月、全日空の新機種導入にからみ、前の内閣総理大臣・田中角栄が、受託収賄と外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕された事件。
1988
リクルート事件
株式会社リクルートが関連会社リクルート・コスモス(現 コスモスイニシア)社の未公開株を、大物政治家に、店頭公開前に譲渡していた大規模贈賄事件。
1993
ゼネコン汚職事件
ゼネコン各社から中央及び地方政界に多額の賄賂が送られていた事件。金丸信元自民党副総裁の脱税事件で押収された資料をきっかけになり明らかになった。
2004
日歯連闇献金事件
自民党橋本派が日本歯科医師会の臼田貞夫会長から1億円の献金を受け取りながら収支報告書に記載しなかったため、政治資金規正法違反に問われた事件。
2008
西松建設事件
西松建設のOBなどを代表とした政治団体を通じて大物政治家などへの違法な献金が行われた容疑で西松建設幹部と国会議員秘書など計5人が立件された事件。
とありますが、当然小さな(金額は全然小さくないけど)ものも含めれば、数えきれないほどあります。
政治とカネ問題は今後も世間を騒がせ続けるでしょう。
二階俊博氏のプロフィール
二階 俊博(にかい としひろ)
生年月日 1939年2月17日(82歳)
出生地 日本 和歌山県御坊市
出身校 中央大学法学部政治学科卒業
前職 衆議院議員遠藤三郎秘書
現職 自由民主党幹事長
二階俊博の年収がヤバい!
二階俊博氏の年収・収入はどのくらいなのでしょうか。
聞くところによりますと、国会議員の平均年収は2200万円だそうです。
国会議員は新幹線に無料で乗れたり、お得な事がたくさんあるので、それも考えると手元に残る金額はとんでもないのでしょうね。
さらに自民党の議員は、他の党に比べると年収が1000万円ほど多く、自民党の議員の平均年収は3000万円をオーバーするそうです。
そう考えると自民党の幹事長である二階俊博氏の年収は4500万円をオーバーしていてもおかしくありませんよね。
この年収4500万円という金額。あなたはどう思いますか?
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