こんにちは。今日は美容師の年収について紹介したいと思います。
「これから美容師を目指していく。」「現在美容師で、周りの美容師がいくら稼いでいるのか気になる。」という方まで、きっと貴方の悩みを解決出来ると思いますので、最後までご覧くださいね。
美容師の年収はいくら?
美容師と言いますか、理美容師の合算した平均年収は285万円です。
しかし、美容師単体の年収だともっと低くなるでしょう。実際には美容師の平均年収は220万円位が妥当でしょう。その理由は『普通の美容師』と『普通の理容師』だったら『普通の理容師』の方が稼げるからです。
求人票なんかを見てもらえば分かりますが、明らかに理容師の方が給料が高いです。美容師はスタイリスト(技術者)が月給18万円~21万円位が平均。理容師のスタイリストが25万円~30万円が相場です。
そして、理美容業界でスタイリスト(技術者)になるまでにアシスタント時代というものがあります。美容学校に通って国家試験に合格してから美容学校を卒業。そして、美容室に就職してさらに『アシスタント期間』というものがあります。
最初は辛い美容師の『アシスタント期間』
この『アシスタント期間』というのは要は見習い期間で、お店やその人の優秀さや努力次第なところがありますが、『アシスタント期間』の平均3~4年、長い人で6~7年アシスタントをやることになります。その間に業務時間外に夜遅くまで練習し、シャンプーから始まり、カラー、パーマ、ブロー、カット、セットなどを習得して、スタイリスト試験に合格して、晴れてスタイリストデビュー出来るのです。
ちなみに『アシスタント期間』での給料は12万円~14万円が相場で、表参道の某有名お洒落サロンはアシスタントの給料は8万円です。信じられませんが本当です(笑)この色んな意味で辛い『アシスタント期間』で9割ほどの人が辞めます。
遂にスタイリストデビュー!
そして、デビューしても最初の内は月100万円の売り上げも上げられないと、Jr.スタイリストという扱いになり、給料は16万円~18万円位が相場になります。美容師さんが持っているハサミ(シザー)は自前なので、自分で買わなくてはいけません。ハサミは一本5~20万円が相場で、数本揃えないと仕事にならないので、ハサミにこだわる人は100万円の出費になります。
そこから指名売り上げが増えて来ると、スタイリスト→トップスタイリスト→ディレクターや店長となっていきます。都内だとトップスタイリストの給料は30万円程。ディレクターや店長で50万円程が相場で、地方だとトップスタイリストが25万円、ディレクターや店長が30万円程の給料が相場です。
ちなみに月収でいうと普通な気がしますが、美容師はボーナスが無いので、一般の職業よりも年収は低いです。「労働時間も長いし、立ちっぱなしだし、給料も安いなんて良い事ないじゃん!」なんて思うかもしれませんね。しかし…!
独立して当たれば稼げる夢のある世界
雇われ時代にお客様の使命と信頼を勝ち取れば、独立してもお客様が「貴方にまた切ってもらいたい。」とお店に来てくれます。そこで毎月売り上げを立てる事が出来れば、月収100万円、年収が1200万円を超えることも夢ではありません。
そして、経営の手腕もあれば年商10億円を超える企業に育てる事も十分可能です。最初は辛く厳しい世界ですが、夢があり、華やかな世界なので大いに目指して欲しいですね。
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