こんにちは。今日はベテラン俳優の小日向文世さんについて紹介したいと思います。基本的には優しいおじさん役が多いですが、怖い役、変人など、どんな役もこなせてしまう素敵なおじさま、小日向文世さんは一体どんな人なんでしょうか?
年収がすごい!
年にテレビドラマが数本、映画、舞台、声優、CMとなんでもこなす小日向文世さんギャラもドラマ一時間のギャラは80万円を超えるそう。
なんと推定年収は2000万円~3000万円なんだとか。
今ではみんな知ってるおじさま俳優小日向文世さん、しかし、意外と下積み期間は長く、借金まみれの日々もあったそうです。
どん底だった借金まみれの時代…。
売れない役者がアルバイトで食いつなぐのはありがちだが、食えない時期に妻子がいるにもかかわらず、働かなかったという俳優がいる。
8月16日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ系)で、俳優の小日向文世が、ダメ人間だった過去を告白していた。
「劇団時代も、解散近いころは、芝居で食べられたことは食べられたんですよ。だけど、映像に移ってから、また食えなくなっちゃったんですね。42歳で解散して、47歳までの5年間は、借金生活でした。いやぁ……『映像食えないんだ』って思って、ビックリしましたね」
39歳で結婚し、そのころにはすでに家族も増えていた。
「もう、子どもはひとりいましたね。それで、間もなくふたりめが。だけど、バイトする気にもならないんですよ。だから、とにかく借金ですね。前借りですよ、前借り。ぼく、42で劇団解散したときに、貯金はなかったんですけど、借金はなかったんですよ。だけど、今度は借金生活になりましたからね」
劇団を始めたのは、23歳のころだった。
「女房も劇団員だったもんですから。食えないのはわかってるんですよ。だけど、その頃は、なんとか食べていけたんで」
劇団から映画の仕事へ移り、生活が楽になるかと思ったが……。
「映画で食えないっていうか、仕事が来ないんです。まるまる1カ月、何もなくて。仕事が来ないから、1日じゅう家にいましたからね。子どもが小さいから、女房も仕事できないし。僕が働けばよかったんですけどね。役者以外の仕事をする気にもならなくて」
これには、伊集院光も「すみません、もう成功したから言いますけど、ダメな人でしたね(笑)」とツッコミ。
「だけど、女房も『働け』って言わないんですよ。その代わり、もう事務所入ってましたから、お金がなくなると、『連絡して、前借りして』って言われて」
この苦境を脱したのは、2001年に出演した三谷幸喜演出の舞台『オケピ!』。この舞台がきっかけで、木村拓哉が主演の大ヒットドラマ『HERO』の出演が決まり、一躍売れっ子俳優となったのだった。
一発逆転の夢がある仕事ともいえるが、売れなければ地獄。それを地で行くエピソードともいえるだろう。
舞台で何とか食べていけていたが、解散することになった小日向さん。なんとそれが42歳の時ですからね。若い時の苦労とは違い、更にきついものがありますね。しかも子供がいたという…。しかし、その苦しみを乗り越えたからこそ、小日向さんの素晴らしい人柄があるのかもしれませんね。
身長は?
164センチです。小柄ですね。
お嫁さんはどんな人?
奥さんは小日向さんが劇団員時代に知り合った同じ劇団の方だったそうです。今は引退しているので一般人ということで、写真などは見つかりませんでした。小日向さんの苦労時代から支えてくれて、いつもそばにいてくれた奥さん。きっと素敵な方なんでしょうね。
子供は?
お子さんは男の子が二人いるそうです。もう大学生になるそうで、噂では明治大学の演劇部に入ってるそうです。今でも小日向さんが家に帰ってくれば、家族全員でハグするんだとか。仲良しですね。
両親はどんな人?
小日向文世氏の文章でした。子どもは、親の背中を見て育つ、といいます。
小日向さんの、あのほのぼのとした演技は、彼の育った家庭のぬくみで 自然に培われたものなのでしょう。小日向さんも、お父さんの 「人間は平凡が一番だよ」という言葉に、若いころは反発していたようですが、ぼくも、小日向さんのお父さんの年齢に近づいて やっと、「平凡」であることのむずかしさとおだやかさが わかってきました。小日向さんの最後の文章が、印象に残りました。
父が亡くなった後、棚からきれいな箱が出てきました。
「何が入っているのだろう」と開けてみたら 箱。
その中も 箱、箱、箱・・・。
最後の箱も空っぽで、みんなで大笑い。
何も残してくれませんでしたが、すてきな生き方のひとつを教えてもらいました。ひとつひとつの箱は、小日向さんのお父さんの いっしょうけんめい生きて来られた証しでしょう。でも 最後は、空っぽ。これこそ、「平凡」の真髄のような気がします。
素敵な話ですよね。なんか、お父様の人柄が伝わってきますね。平凡が一番。いい言葉ですよね。
本名は?
調べてみましたが分かりませんでした。もしかしたら小日向文世が本名かもしれませんね。
コメント